GBCセミナー②
2017.03.23
前回に引き続き、GBCセミナーについてお話しましょう。
このセミナーは「英語を学ぶ」のではなく「英語を使うことを学ぶ」セミナーで企業向けに、社員の人材育成研修として開催させていただくことが多いです。
セミナーの最初に、私はよく受講生にこのような質問をします。
Q1. 英語でコミュニケーションすることができますか?
この質問に対して皆さんの答えはどちらですか?Yesですか、Noですか?ほとんどの方がNoと答えるかもしれませんね。セミナーでもほぼ100%に近い方々が、考える間もなくNoに手をあげます。皆できないと思っているんですね、残念。さらに次の質問です。
Q2. どうしてNo(できない)と思いますか?
皆さんならどう答えますか?おそらく「英語ができなかったから」「英語をほとんど覚えてないから」「間違えたら恥ずかしいから」などと答える方が多いと思います。
それは中学や高校で習った授業の英語を思い出して「できない」と思い込んでいるかもしれませんね。だとしたら、英語でコミュニケーションとれるようになる日本人はほとんどいませんね。日本では、英語が苦手だから嫌いだった、という人がほとんどですから。では次の質問、
Q3. 学校では何のために英語を勉強していましたか?
答えは全員「テスト、入試のため」と言いますね。少しでもいい点数を取るために英語の知識や文法のルールを一生懸命に覚えていました。それがこれまで習ってきた英語だったんですね。でも、その一生懸命に覚えた知識や単語は決して無駄ではなく、むしろ否が応に強制的にでもやらされてよかったですね。あとは、自分が意識してどんどんと使ってみることができますからね。使ってみると、知識は道具になります。
さあ、皆さん、学校で覚えた英語を使うことを楽しみましょう。知識だけにとどまらせておくのはもったいないですよ。英語は道具として使われてこそ、学生時代の労力と時間が生きてくるのです!「できない」と思わないでAtoZで使うことを楽しんでみませんか?