講師の座談会
AtoZの外国人講師は
海外で働くことを実践している大先輩。
その経験から感じた
「コミュニケーションの大切さ」
について話してもらいました。
——「コミュニケーション」と聞いて何を思い浮かべる?
- Darren
- 自分の意見を表現したり、ほかの人の意見を聞いたりすること。
- Michelle
- コミュニケーションは、お互いに共感することだと思う。例えば、ただ単に「私はコーヒーが好きです」と言うだけではなくて、「なぜコーヒーが好きなのか」を伝えることで共感が生まれる。
- Daniel
- アイデアを共有する仕事のミーティングもコミュニケーションだし、もっとカジュアルに、その日の出来事を話すだけでもコミュニケーションといえると思う。
- Frith
- 僕は、“Communication”と“Conversation”の違いについて考える。誰かが質問して、誰かが答えるのが“Conversation”(会話)。でも“Communication”というのは、何かを表現すること。Michelleが言ったように、「コーヒーが好き」というだけじゃなくて、なぜコーヒーが好きなのか、どんなコーヒーが好きなのか。質問はだいたい同じようなものに限られてくるけど、自分を表現するときは、それぞれ個性が出るよね。
日本と海外のコミュニケーションの違い
——日本に初めて来たとき、日本人のコミュニケーションに何か違いは感じた?
- Darren
- 意見を言う人が少ないかもね。集団意識がより強いから、人と違うことを言ったり、自分を表現したりすることに消極的なのかな。文化的な側面があるけど、アイコンタクトやジェスチャーのような「ノンバーバル・コミュニケーション*」にも違いがあるよね。
- Michelle
- 直接的にものを言わないところは、大きな違いだと思う。日本では、誰かと会う約束をするときも、例えば単に「またゴルフ行こうね」と話しているのと、はっきり「ゴルフに行きましょう」と誘うのでは全然違う気がする。私の国だったら、「ゴルフに行こうね」と言ったら実際に行く可能性が高いけど、日本だったら必ずしもそうではないよね。
- Daniel
- 日本人はシャイだけど、話し好きな面もあるよね。カフェとかジムに行くと、話しかけてくる人もいるし。「なぜ日本にいるの?」「どこから来たの?」とか、たくさん質問される。外国人だから興味があるのかもしれないね。
- Frith
- 日本に来てしばらく経つけど、日本人によく質問されるよ。イギリスでは、みんな自分について話したがる。日本人だってもちろん意見を持っているだろうけど、そのための「ツール」を持ち合わせていないんじゃないかな。英語は、自分を表現するための「ツール」になると思うよ。Darrenも言ったように、言葉だけでなく、アイコンタクトやジェスチャーもコミュニケーションの一つだよね。
英語を学べば、今とは違う自分になれる
——英語は主語を明確にして話すから、自分の意見を言いやすいということだね。それに、英語はポジティブで明るい雰囲気を持っている気がするよね。
- Darren
- 違う言語は、より自由に自分を表現する力を与えてくれると思う。例えば僕の生徒も、家族や友達には話さないであろうことを、英語のクラスでは表現できたりする。英語をしゃべっている時は、日本語をしゃべっている時とは違う自分になれると思う。それに英語は、例えばフランス語に比べると語彙が非常に多い言語なんだよ。だから表現の幅も広がるよね。
——英語は「シャイな自分を変えたい」「自分をもっと表現してみたい」と思っている日本人にとってはぴったりのツールだと思う?
- Frith
- その通り。
- Darren
- 英語を勉強する理由は、ビジネス・旅行・趣味などいろいろあるけど、「少し違う自分になりたい」という思いでチャレンジする人も多いんじゃないかな?自分を表現することができれば、現実を少し変えられる気がする。
真のコミュニケーションが身につくAtoZ
- Frith
- AtoZのいいところは、「コミュニケーション」を一番大切にしていること。英語はそのためのツールだからね。AtoZに来れば、どんな人にも楽しんで学んでもらえると思うよ。
- Michelle
- 英語の知識が限られていても、レッスンで間違えることはまったく問題ない。知っている言葉を使って、自分を表現するために新しい単語を学ぶ。1日目から、自分の限界を広げつつ、安心して学ぶことができる。とても居心地のいい場所だと思うな。
- Frith
- 未就園児クラスから、中学生・高校生、そして大人のクラスまで、AtoZではどの段階でも「コミュニケーションを学ぶ」ということが、一貫した理念として流れている。
——最後に、AtoZで学びたいと考えている方たちにメッセージを。
- Frith
- Come along!コミュニケーションを学ぶ場へぜひ飛び込んで。グローバル人になろう!
- Michelle
- 英語を学ぶ快適な環境づくりにベストを尽くしています。どんなレベルの人でも、一緒に学びましょう!