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AtoZの始まり

皆さん、こんにちは。マキナリーです。いつも楽しくAtoZに通ってくださってありがとうございます。
ドアが開き、皆さんの笑顔のHelloが見えると元気が出ます。皆さんの笑顔が私たちAtoZのエネルギーになっているんですよ。

さて今回から十数回、AtoZの誕生と歴史を思い出のエピソードなどを入れながらお届けします。
AtoZは今年で29歳になります。あっという間の29年でした。
昭和62年4月岡谷でスタートしました。新聞に載せたAtoZ開校の小さなお知らせで、子供が5名、大人が3名集まってくださいました。
初代AtoZのNativeTacherはオーストラリア人のBrett先生でした。子供が大好きな元気な先生で日本語の勉強をしていました。
まだまだ外国人がそれほど町にいなくてどこを歩いても皆に振り向かれたりじっと見られたりしていたようです。

私が何故英会話学校を開校したかというと、自分が中学から大学まで勉強した英語が外国人と話をする時に思うように使えなくてショックを受けたからです。
私たちの時代にはAET(小学校や中学校にいる外国人講師)もいなかったし、英語で外国人とコミュニケートする機会はありませんでした。
ですから英語の知識はあったのですがコミュニケーションの道具として使ったことがなかったのです。そこで私は英会話学校に通いました。
外国人の先生に英語で片言でも少しずつ通じるようになると、面白くて楽しくて、これこそが英語を学ぶ目的なんだ、と初めて感じました。
それまで学んだ学校での英語は知識であって実技がなかったのですね。
通じる英語が楽しくなった私は、もっと英語の実技を積み上げていこうとイギリスへの留学を決めたのです。(次回につづく)


校長のマキナリー先生(手前)