AIが翻訳してくれるのに、なぜ英語を学ぶの?
- 2026.06.12
- カテゴリー: AtoZ Education Journal

AtoZ Education Journal Vol.4
AIが翻訳してくれるのに、なぜ英語を学ぶの?
こんにちは、英会話学校エー・トゥー・ゼットです。
最近はAIや翻訳アプリの進化が目覚ましく、外国語を話せなくても海外の人とやり取りができる時代になりました。
スマートフォンに話しかければ瞬時に翻訳され、海外旅行や仕事でも以前より言葉の壁を感じにくくなっています。
そんな時代だからこそ、
「これからも英語を学ぶ必要はあるのでしょうか?」
という声を耳にすることがあります。
今回は、AI時代だからこそ私たちが考える「英語を学ぶ意味」についてお話ししたいと思います。
▌AIは言葉を翻訳できる
AIはとても便利です。
知らない単語を調べたり、英文を翻訳したり、文章を要約したり。
私たちの生活や仕事を大きく助けてくれる存在になりました。
これから先、翻訳技術はさらに進歩していくでしょう。
実際に、英語が得意でなくても海外の人とある程度コミュニケーションが取れる場面は増えています。
▌でも、人と人との関係は翻訳できない
一方で、AIがどれだけ進化しても、人と人との関係そのものを作ることはできません。
例えば、
相手の表情を見ながら会話をしたり、
相手の話に共感したり、
自分の考えや気持ちを自分の言葉で伝えたり。
こうしたやり取りは、単なる翻訳以上のものです。
言葉は「情報」を伝えるだけでなく、「人」とつながるための大切な道具でもあります。
▌英語は世界を広げるツール
英語を学ぶ価値は、テストで点数を取ることや資格を取得することだけではありません。
英語を通して、自分とは違う文化や価値観に触れることができます。
海外の人と話してみる。
外国のニュースや映画に触れてみる。
自分とは違う考え方を知る。
そうした経験は、視野を広げ、物事を多角的に考える力につながります。
これは子どもだけでなく、大人にとっても同じです。
▌翻訳機があっても、英語を話したくなる
昨年、私たち家族はスイスから来日した中学生を受け入れる機会がありました。
今は翻訳アプリを使えば、ある程度の会話はできます。
それでも私たちは、できるだけ翻訳アプリに頼らず、知っている英単語や簡単な表現を使ってコミュニケーションを取ってみました。
もちろん完璧な英語ではありません。
時にはジェスチャーを交えたり、知っている単語をつなぎ合わせたりしながらの会話です。
それでも、不思議と伝わるのです。
相手の目を見て話し、相手の言葉を一生懸命理解しようとする。
すると、片言の英語でも気持ちはちゃんと伝わり、少しずつ距離が縮まっていきました。
「通じた!」
そんな瞬間のうれしさや達成感は、翻訳アプリが正しく翻訳してくれた時とはまったく違うものでした。
そして、一緒に過ごすうちに、お互いのことをより深く知り、関係が育っていく喜びも感じました。
言葉は単なる情報伝達の手段ではなく、人と人をつなぐためのものなのだと改めて感じた出来事でした。
▌これから求められるのは“使う力”
AIが発達する時代だからこそ、
単に知識を覚えるだけではなく、
・考える力
・伝える力
・相手を理解する力
がより重要になると言われています。
英語も同じです。
単語や文法を覚えることがゴールではありません。
自分の考えを伝え、相手とつながるために使えること。
それが本当の英語力ではないでしょうか。
▌最後に
AIはこれからも私たちの生活を便利にしてくれるでしょう。
私たちも、その恩恵を上手に活用していくことになるはずです。
だからといって、英語を学ぶ価値がなくなるわけではありません。
むしろ、人と人とのつながりがより大切になる時代だからこそ、英語は「コミュニケーションの力」として意味を持ち続けると私たちは考えています。
AtoZでは、英語を単なる教科や資格取得のための学習としてではなく、人と世界をつなぐためのツールとして学んでほしいと考えています。
これからも、子どもから大人まで、一人ひとりの「伝えたい」「知りたい」という気持ちを応援していきたいと思います。