スタッフ紹介

長野県岡谷市出身。
学生時代は勉強が嫌いで、英語も得意だったわけではありませんでした。

ただ、海が好きで「海のそばで暮らしたい」「旅をしたい」と思い、
ワーキングホリデーでオーストラリアへ行きました。
オーストラリアではレストランでアルバイトをしました。
働き始めて1週間ほど経った頃、オーナーから「明日からあなたはレセプション」と言われました。
英語ができない私に務まるとは思えず戸惑っていると「英語ができないのは知っている。大丈夫。あなたはただベストを尽くせばいい」
と言われました。

その日は家に帰ってから使うであろう英語を必死に暗記しました。
次の日。実際に使えた英語は暗記した中のほんのわずかでした。
次の日も、次の日も・・勉強しても、次の日には別の英語が必要で・・
一夜漬けの英語では私の思う”いいレセプション”対応はできませんでした。

そしてオーナーに言われた「私のベストとは何か」を考えました。
1年しかビザがないのに「正しさ」に囚われていたら何もできないまま帰国することになりました。
せっかくこの英語力でもレセプションをやらせてもらえる機会をもらえたなら
「今できる英語を使って相手に気持ちよく伝えられるように努力する方が大切」と気づき、
それからは堂々とレセプションに立てるようになりました。

そしてそれからはとても楽しく仕事が出来ました。

この経験がきっかけとなり、帰国後は県内でインバウンドの仕事に携わっていました。
私は英語から逃げることがなくなったおかげで、挑戦や好奇心に場所や方法の制限がなくなりました。
やりたいことに「いつか」という見えないチャンスを待たなくなったおかげでたくさんの挑戦ができるようになりました。おかげで得た経験や出会いはとても多く、語学は学ぶことがゴールではなく活かす先に価値が生まれることを知りました。

これからも学びながら、AtoZのフロントで自分だからできるお手伝いができたらと思っています。